実際の気象はちょっと荒れていて、霜が降りたと思うと翌日には夏日に近い高温。
風も波も吹き荒れて、紅や黄に色づいた樹々の葉が舞い散っていく。
この秋から、焼き菓子を中心に、たくさん作るぞ!と意気込んでいる。
先ずは定番中の定番、フロランタン。
焼いている部屋中に、幸せな空気が満ちてくる。
今回は札幌のToriko's Kitchen さんを参考に、いつもより厚めに作製。
バターとアーモンドの香りと味に包まれると、カロリーなんて気にしていられない?
次は、コーヒーと胡桃のガレット。
今年は栗も胡桃も豊作。
作製中は「これ、ホントに固まるの?」という状態。
けれども焼き上げて型から外して冷ますと、なんとか下のように完成。
食べると、フロランタンのようにぐぐっと迫る勢いではなく、ほろ苦さが後を引く、不思議な味に仕上がった。
3番めは西洋梨のフルーツケーキ。
完熟のバートレットをシロップ(砂糖水)を使わない「無添加コンポート」に、さらにセミドライにして、果物の味を凝縮。
西洋梨のフルーツケーキ |
西洋梨のフルーツケーキ断面 中央は胡桃ではなく栗 |
昨年余市スイーツコンテストで賞をいただいたケーキ「ぶどう畑を渡る風」をベリーヌ仕立て(カップに入れる)に。
ぶどう畑をイメージして作製したレシピ、今回は各層をそれぞれ改良。
下地は大地、中層にぶどうの葉、トップに果実を、という基本構成はそのままに。
ぶどう畑を渡る風 改良レシピの最終試作品 |
この度は、お世話になっているNPO法人北海道エコビレッジ推進協議会の研修棟お披露目会に出させていただきました。
隣町、余市町登のエコビレッジへお届けする前日まで、レシピは揺れ動いていたのですが。
参加した皆様に楽しんでいただけたら幸いです。
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