Recipes by Kii's Open Field

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食べることが大好きです

2015/03/18

プルーンの入ったフィナンシェ


インゴットのような型でつくる、文字通りリッチな焼菓子フィナンシェに、セミドライにしたプルーン(今回はくらしまプルーン種を使用)を入れて焼きます。


使う素材を多い順に並べると、
じゃ~ん! 第1位;バター(無塩)、第2位:卵白、第3位:アーモンド(粉)
なるほどリッチな味わいになるわけですね。
この「ぎとっ」とした主材料群を、これまた「ぐぐっ」と甘く味付けし、小麦粉でまとめ、専用の型でカリッと焼いたものがフィナンシェ。
今回のレシピでは、ドライフルーツの酸味が味のポイントになっているようで、「重~い」一辺倒ではないバランスに。



完成してから数日は置いた方が、味が馴染み、しっとり感が出て美味しくなるそうです。小さい割にはグッと迫ってくる、逆にヘビーなレシピなので、小さな型で仕上げて、重くなり過ぎないようにということなのでしょうか。

う~ん、名前・素材・味わい、いずれをとってもまさにリッチなお菓子で、決してセレブは目指していませんが、少なくとも味わうひとときはリッチな気分になれます。




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2015/03/09

コーヒーとクルミのガレット






美味しい焼き菓子を手土産に。

これからたくさんお世話になろう、と思っている大切な人と会う日。
心を込めてつくったものを渡せることは嬉しいこと。

一番底の層と最後に乗せる最上層には、卵黄とバターをたっぷり使った濃厚なサブレ生地を。


サブレ生地が焼きあがったところ

真ん中の層はコーヒーとクルミのヌガー。火の通し具合で粘度、上下層との接着具合、香ばしさ、しっとりさなどが違ってくる。


クルミは昨秋、カラスと競争で収穫したものをローストして使用


サブレ生地にヌガーを乗せたところ
焼き上がり、完成です

基本的に粒々を結着させているだけなので、しっかり一体のものになっているかどうか心配。

食べてみると、
パリっとした食感と、ヌガー&サブレ生地のリッチな感じが口の中で溶け合っていく。

今回のレシピは、とても気に入っている、津田陽子『今、すぐ作りたいお菓子「ガレット」』(文化出版局)の中からいただきました。

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